おうちの維持管理相談室の資格免許
木造住宅耐震診断
木造住宅の耐震診断について、一定の要件を満たせば耐震診断に掛かった費用の一部を、
各自治体が補助してくれる制度があります。
坂町木造住宅耐震診断補助金・・・1件当たり2万円(上限)
補助金の交付対象となる耐震診断は、各自治体に登録した
木造住宅耐震診断資格者が実施するものに限られます。
一般財団法人 日本建築防災協会等が主催する、木造住宅耐震診断講習会を受講することが、必須条件です。
この講習の受講資格は、建築士でなくてはなりません。 建築士とは、一級建築士、二級建築士、木造建築士を指します。
民間資格であるホームインスペクター(住宅診断士)では、 講習を受けられません。
坂町木造住宅耐震診断資格者名簿(抜粋)
【参考】各自治体の補助金額です。
海田町・・・1件当たり6万円(上限)
広島市・・・1件当たり4万円(上限)
日時:2018年9月30日 AM 07:13
既存住宅状況調査
2018年4月1日施行の宅建業法改正では、既存住宅状況調査が法律的に位置づけられ、
この業務を行うのは、一定の講習を修了した建築士と規定されました。
「既存住宅状況調査」がある場合 には、宅建業者は、重要事項説明の中でそれに基づいた「建物状況調査の
結果の概要」で劣化の「有無」を説明しなければなりません。その際に、宅建業者はその「既存住宅状況調査」の
調査者が「既存住宅状況調査技術者」であることを、既存住宅状況調査技術者講習機関のホームページで、
確認する必要があります。
▼既存住宅状況調査技術者は、こちら で検索できます。
https://aba-svc.jp/house/inspector/index.html
この「既存住宅状況調査技術者」は、まず建築士であり、国交省規定の講習を受け修了考査に合格し、
「既存住宅状況調査技術者登録」をした人でなければなりません。建築士でない人は、講習を受けられません。
建築士とは、一級建築士、二級建築士、木造建築士を指します。民間資格であるホームインスペクター(住宅診断士)では、
講習を受けられません。
1年以内の「既存住宅状況調査」がない 場合、または、あるかないか、分からない場合は、宅建業者は
そのことを説明して、買主に「既存住宅状況調査」する大切さをきちんと説明して「既存住宅状況調査」をするよう促します。
また、売買契約書には「建物状況調査を行う者のあっせんをするかどうか」を記載することになりました。
あっせんしない場合には、買主が自分で「既存住宅状況調査技術者」に依頼するよう促します。あっせんする場合は
宅建業者は、あっせんする人が「既存住宅状況調査技術者」であることを確認して、具体的に手配してあげます。
これらは、平成29年2月3日国道交通省告示第81条に示されています。
http://www.mlit.go.jp/common/001171259.pdf
【追記】「既存住宅状況調査」のことを、ホームインスペクションと呼ぶ人もいますが、当方は、
カタカナ英語を多用するのが恥ずかしいのと、意味がお客様に伝わらないので、使わないようにしています。
日時:2018年4月16日 AM 09:51
建築士定期講習
11月中旬に受講した、建築士定期講習の終了証が届きました。建築士事務所に属する建築士は、建築士法の規定により、
3年ごとの建築士定期講習が義務付けられています。
建築士とは、一級建築士、二級建築士、木造建築士です。
うっかりしており、建築士定期講習のことが全然頭に無かった為、あやうく行政指導(文書注意)を受けるところでした。
終了証が届いて、ほっとしています。
行政指導(文書注意)を受けたにもかかわらず、なお特段の理由もなく定期講習を受けない場合には、
建築士法第10条による懲戒処分の対象になるそうです。2005年に発覚した耐震偽装事件以降、建築士に対するチェックが
厳しくなったように感じます。
日時:2017年12月27日 PM 08:50
建築士定期講習
広島市中区千田町にある広島県情報プラザで、建築士定期講習を受けてきました。
建築士事務所に属する建築士は、建築士法の規定により、3年ごとの建築士定期講習が義務付けられています。
建築士とは、一級建築士、二級建築士、木造建築士です。
日時:2017年11月15日 PM 06:38
日建学院
12月15日に平成28年一級建築士試験の合格発表がありました。合格された方、おめでとうございます。
合格率は12%とのことで、相変わらず難関の国家資格といえるでしょう。
私は、一級建築士と1級建築施工管理技士の資格を取得しています。一級建築士は学科試験(一次)に4回不合格で、5回目にようやく受かりました。
実技試験(二次)は、その年に合格しました。なので、5回目のチャレンジで一級建築士に合格できました。
1級建築施工管理技士は学科試験(一次)に1回目で合格しましたが、 実技試験(二次)は1回目は不合格で、2回目に合格しました。
一級建築士の学科試験になかなか受からないので、このままではだめだと一念発起し
日建学院に通いました。その時の授業料が、約50万円(学科コース)だったと思います。
日建学院に通いながら感じたことは、仕事と勉強の両立は大変つらいため、
途中で来なくなる人が結構いることです。その人たちは、結果的に授業料の約50万円を
捨てたことになります。
私は学校を卒業して30年になりますが、同級生の中には一級建築士に合格できず、
あきらめてしまった人も少なくありません。同窓会などでは少々気を使います。
私が、5回目のチャレンジで一級建築士試験に合格できたのはラッキーだったのかもしれません。
日時:2016年12月25日 AM 06:33
一級建築士
建築物の設計・監理を行う技術者の資格としては、国土交通大臣免許の 一級建築士 の資格と、
都道府県知事免許の二級建築士・木造建築士の資格があります。
NHK生活情報ブログ 「住宅診断」って知っていますか?
日時:2015年11月23日 AM 09:43
1級建築施工管理技士
1級建築施工管理技士は、国土交通省が管轄する国家資格 のひとつです。一級建築士が建築学全般を広く扱う資格に対し、1級建築施工管理技士は 施工管理 に重点を置いた資格です。
建築工事の施工管理とは、安全管理・品質管理・工程管理・原価管理などで、
判りやすく言えば『現場監督』の仕事です。
一級建築士はどちらかといえば、設計に重きを置いた資格と言えます。
NHK生活情報ブログ 「住宅診断」って知っていますか?
日時:2015年11月17日 PM 07:45