住宅調査 広島 のブログ 月ごとにご紹介
布基礎
布基礎(ぬのきそ)とは、建物の壁に沿ってコンクリートを打って作る基礎を指します。逆T字の断面をしています。
昔の木造建築住宅では、布基礎が多く採用されてきました。
布基礎は言葉の響きから布地(ぬのじ)と、何か関係があると思われがちですが、全く関係ありません。
布(ぬの)の意味は水平だそうです。
ベタ基礎とは、壁部分だけではなく床下全体にコンクリートを打って作る基礎のことです。
最近の木造建築住宅では、べた基礎が多く採用されており標準仕様になりつつあります。
ベタ基礎は、基礎全体が一体化した形状をしています。家の荷重を底板全体で受け止め、面で建物を支えます。
地面をコンクリートで覆うので、地下から上がってくる湿気を防ぐことができます。
2017年6月27日
床下断熱
築30年くらいの戸建て木造住宅です。1階台所の床下を撮影しています。
台所とリビングの床下には、断熱材が入っていました。
同じ築30年くらいの戸建て木造住宅です。1階洗面脱衣室の床下を撮影しています。
洗面脱衣室・トイレ・廊下の床下には、断熱材が入っていませんでした。
台所とリビングと違い、洗面脱衣室やトイレの滞在時間は10分から15分間くらいなので、
床下断熱材をケチったのかもしれません。これでは夏場はいいかもしれませんが、冬場は寒くてたまらないでしょう。
おうちの維持管理相談室
リフォームのヨシナガ 一級建築士事務所
吉永 法夫
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2017年6月26日
アコーディオン網戸
築12年くらいの戸建て木造住宅です。
新日軽のアルミサッシに取付けられている、アコーディオン網戸が動かない状態です。
メーカー代理店に問い合わせたところ、『網戸はすでに廃番となっており修理では対応できない』との回答がありました。
対策としては、今取り付けられているアコーディオン網戸を撤去して、新しい網戸を取付けるようになります。
比較的小さな網戸なので、インターネットやホームセンターで探してもサイズの合う商品があるかもしれません。
自分で交換できれば、費用は安く済むでしょう。
【備考】新日軽は2011年に、トステム・INAX・新日軽・サンウエーブ・TOEXと経営統合して、
株式会社LIXIL(リクシル)となっています。
2017年6月25日
カラン パッキン交換
蛇口の水漏れ修理方法をご紹介します。まず、止水栓(バルブ)を閉めます。一戸建て住宅では屋外メーターボックス内にあります。
分譲マンションでは、ガスや水道のメーターが入っているボックス内にあるので、必ず閉めてください。
蛇口を閉めても、ポタポタ水が垂れてくる場合の修理方法です。
先のとがったもので、ハンドル中央のキャップを外します。中のネジをゆるめて外し、ハンドルを上に引き抜きます。
キャップナットをプライヤーでゆるめて外します。
コマをピンセットなどでつまみ出し、コマ(ゴム付きケレップ)を交換します。
新しいゴム付きケレップです。2個セットで133円(税込み)で、ホームプラザナフコ広島ベイサイド店で購入しました。
2017年6月18日
中国新聞 球炎
6月7日付 中国新聞の球炎を読んで、胸が熱くなりました。
広島カープの新井貴浩(40)選手に関する記事です。育成選手契約から支配下登録となり、いきなり
プロ初打席ホームランという衝撃なデビューを飾ったバティスタ(25)選手の入れ代りで、調子が上向いていた
堂林翔太(25)選手が、2軍行きを告げられたそうです。
『2軍へ行くのは俺じゃダメなんですか』と、新井選手は首脳陣に志願したとのこと。
昨年引退した黒田博樹氏とともに、新井選手がみんなから慕われる理由が判るような気がしました。
ベテランである自分のせいで若手の出番が奪われるなら、許せないと感じるのが新井選手です。
プロ野球選手なら、誰もが1軍でプレイしたいと思うでしょう。それを、自分から2軍行きを申し出るとは・・・。
新井選手の人望の厚さが垣間見れました。
1993年に、プロ野球にFA制度が導入されて、今年で24年。広島カープはFA権行使で選手を手放すことがあっても、
FA権で選手を獲得したことがありません。FA権で選手を獲得したことが無いのは、12球団のうち広島カープだけです。
FAで大型補強するのではなく、選手を育成するのが広島カープの方針です。
コツコツと地道に若手を育てる球団姿勢が、首都圏でもカープファンが増えている理由の一つと思います。
温かみのある人間的な球団経営が、みんなから共感されているのでしょう。
【追記】(1)中国新聞は広島市中区に本社がある地方紙です。
(2)大分市出身の内川聖一選手が、2010年にFA権行使した際に獲得交渉を行いましたが、合意に至らず、
横浜ベイスターズから福岡ソフトバンクホークスに移籍となりました。
2017年6月 8日