モニエル瓦にコケ

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モニエル瓦にコケ

モニエル瓦にコケ
日時:2017年1月13日 AM 01:32
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築10年くらいのお宅で、木造2階建て住宅の1階北側の屋根の様子です。モニエル瓦 にコケが生えてしまっています。 雨水を流すための樋(とい)にもコケが生えていて、これでは流れずにあふれてしまうでしょう。


陶器瓦(とうきがわら)であれば、瓦表面の釉薬がガラス質になっているため、水が浸透せず、 長い年月を経ても美しい状態を保てます。ではなぜ、このモニエル瓦は10年くらいでコケが生えてしまったのでしょうか?


モニエル瓦とは(セメント瓦とかコンクリート瓦とも呼ばれます)
セメント量の多いモルタルを高圧プレス成形し、塗装を行った製品です。 モニエル瓦は、陶器瓦に比べて安価ですが、 経年変化によって塗装が劣化する欠点があるため、 定期的な塗装のメンテナンスが必要なのです。


【屋根材メーカー】ラファージュルーフィング株式会社(旧:日本モニエル株式会社)
※ラファージュルーフィング株式会社は、2010年6月に日本市場から撤退していますので、 『瓦が割れたから交換品が欲しい』といったご要望があっても対応できない可能性が高いです。


【商品名】NEWシャプレ


粘土を成形して釉薬(ゆうやく)と呼ばれるうわ薬をかけて、窯の中に入れて高温で焼き上げた陶器瓦 に対して、 セメント量の多いモルタルを高圧プレス成形し、あとから塗装を行った モニエル瓦、どちらのほうが吸水率が高いか もうお解りでしょう。


モニエル瓦のほうが吸水率が高く、特に1階北側の屋根は日当たりが悪いため、なかなか乾かないのです。 そのため、モニエル瓦と樋(とい)にコケが生えてしまったと考えられます。


繰り返しになりますが、 モニエル瓦は経年変化によって塗装が劣化するため、 定期的な塗り替えが必要です。屋根リフォームの参考にしていただければ幸いです。


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吉永 法夫


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